歌会始・講書始:見られるか
毎年1月に皇居・宮殿の松の間で行われる、宮中の新年の儀式です。
先に結論歌会始は、令和9年(2027年)のお題が「旅」と宮内庁が定めています。儀式の日は、2026年11月7日の時点で確かめられていません。式場に入れる人は限られますが、宮内庁のページには、戦後にテレビの中継放送が導入されて、より多くの人が親しめるようになったと説明があります。
歌会始
歌会始の儀では、天皇皇后両陛下の御前で歌が披講されます。順番は、一般から詠進して選ばれた歌、選者の歌、召人の歌、皇族のお歌、皇后陛下の御歌で、最後に天皇陛下の御製です[1]。皇嗣殿下をはじめ皇族方が列席し、文部科学大臣や日本芸術院会員、選ばれた詠進者なども陪聴します[1]。
令和9年のお題は「旅」で、「旅」の字が含まれていれば「旅路」「旅籠」「旅愁」のような熟語でもよい、とされています。詠進の締切は2026年9月30日(郵送は消印が2026年9月30日まで)でした[2]。
一般の人はどう参加するか
- 歌を詠進して参加する(令和9年の受付は締切済み)。
- 選ばれると、式場への参入が認められる[1]。
- それ以外の人は、テレビの中継で親しむ形になる。2027年の放送の予定は、確かめられていません。
講書始
講書始は、天皇陛下が皇后陛下とともに、人文科学・社会科学・自然科学の分野の権威者から説明を聴かれる儀式です。毎年1月に皇居・宮殿の松の間で行われ、令和8年は2026年1月9日でした[3]。一般の人が式場で見られるとは書かれておらず、中継の記述もページにはありません。
カレンダーでの扱い
日付が確かめられないため、2027年1月の面に「日付は未確認」として載せています。宮内庁のご日程に載ったら、日付を直します。
最新の日程と観覧の可否は、宮内庁のご日程と主催者の発表で確かめてください。このサイトの印は、公式の発表で確かめられた範囲だけを示します。
詠進の決まり(令和9年の歌会始・宮内庁の要領)
宮内庁の詠進要領(2026年1月14日付)には、次のように書かれています[2]。
- お題
- 「旅」。旅の字を含めばよく、旅路・旅籠・旅愁などの熟語でもよい
- 歌
- 1人1首。自分で作った、未発表の短歌に限る。新聞・雑誌・年賀状などに出したものは対象外
- 用紙
- 半紙を横長に使う。右半分にお題と歌を、左半分に住所・氏名・生年月日・職業などを、縦書きで毛筆で書く(海外からの詠進は用紙・筆記具が自由)
- 提出
- 郵送のみ。宛先は宮内庁、封筒に「詠進歌」と書く
- 締切
- お題の発表から、令和9年の分は2026年9月30日まで。郵送は消印が同日までのものが有効
- 質問
- 宮内庁式部職へ、令和9年の分は2026年9月20日までに、返信用の切手つきの封筒を添えて
次のような詠進は失格になるとも、要領に書かれています。お題が入っていない、短歌の形でない、用紙が縦長、複数の歌を書いた、毛筆でない(認められた場合を除く)、既存の歌と同じまたは酷似、すでに発表したもの、必要な事項が欠けている、などです[2]。病気や障害で毛筆が難しい人のために、代筆・ワープロ・点字などの方法も認められています。
2027年に向けて、見る側の人にできること
- 宮内庁のご日程に歌会始の日が載ったら、テレビやインターネットの放送予定を、放送局の案内で確かめる。
- 2028年の歌会始に詠進したい人は、お題が発表されたら、上の決まりを読んで準備する(お題の発表の時期は、このサイトでは確かめていません)。
毛筆でなければだめですか。
原則は毛筆です。病気や障害で難しい人は、代筆・ワープロ・点字などが認められます。海外からは自由な用紙と筆記具です。
英語や外国語でも詠めますか。
要領は、短歌の形で、旅の字を含むことを求めています。外国語での詠進の可否は書かれていません。
選ばれた人はどうなりますか。
選に預かった人は、式場への参入が認められると、宮内庁の歌会始のページにあります。[1]
この面で確かめていないこと歌会始の儀の2027年の日、2027年の講書始の日と講義の内容、2027年の中継の有無。
出典
- 宮内庁 歌会始(2026年11月7日に確認)
- 宮内庁 歌会始の詠進要領(令和9年のお題)(2026年11月7日に確認)
- 宮内庁 講書始(2026年11月7日に確認)